■地盤補強工事09:クロスウィングコラム工法
クロスウィングコラム工法の概要
クロスウィングコラム工法は、共同開発の掘削攪拌機(特許申請中)により、土質に左右されない、バラツキの少ない、安定した攪拌性能を実現しました。
全国で多くの性能確認試験を行い、一般財団法人日本建築総合試験所において建築技術士脳証明を取得しています。
クロスウィングコラム工法の標準仕様
適用地盤
砂質土、粘性土、ローム
変動係数
25%(砂質土、粘性土、ローム)
最大改良長
12.0m
撹拌翼
6枚(掘削翼を含まず)
羽根切回数
450回/m以上(砂質土、粘性土) 550回/m以上(ローム)
適用構造物
建築物、擁壁および工作物
小規模建築物※
コラム径
Φ400mm~Φ1200mm
Φ400mm~Φ800mm
固化材配合量
配合試験による
150kg/m3以上(砂質土)
200kg/m3以上(粘性土)
300kg/m3以上(ローム)
300kg/m3(ローム地盤は、ローム対応型固化材を使用)
設計基準強度
600~1500kN/m3
砂質土:900kN/m2
粘性土:800kN/m2
ローム:600kN/m2
※下記の①~④の条件を全て満たす建築物
①階数:地上3階以下
②高さ13m以下
③軒高:9m以下
④延べ面積:500m2以下
小規模建築物へ適用する場合のメリット
クロスウィングコラム工法は、多数の試験を実施した結果、小規模建築物においては、品質管理を下記のように緩和することが認められています。
・配合試験を省略することができます。
・品質検査はモールドコアで実施することができます。
これにより、性能証明取得工法でありながらも、品質管理にかかる費用を大幅に削減することができます。小規模建築物へ適用する場合の条件は、標準仕様の表をご参照ください。
性能証明書
パンフレットダウンロード
クロスウィングコラム工法のパンフレットはこちらからご覧いただけます。