■地盤補強工事07:RES-P工法
技術の概要
RES-P工法(レスピー工法)はパイルド・ラフト基礎工法の一種です。弱い地盤中にパイプ(細径鋼管)を貫入して、地盤とパイプの複合作用で地盤を強くして沈下を防ぐ、住宅の基礎地盤補強工法です。
RES-P工法の設計
RES-P工法の設計とは建物の荷重を支えるために、地盤の状態に応じて、地中に貫入するパイプの数と位置および貫入深さを決定することです。平成23年8月よりパイプの最大長を7mから14mに伸張することが認可されました。これによりRES-P工法はより深い軟弱地盤にも適用できることになりました。
RES-P工法の施工
RES-P工法は専用機器を用いて施工します。設計に基づいた配置のとおりに、パイプ(細径鋼管)を回転圧入で地盤に貫入します。施工時にはパイプの垂直性、貫入深さ、貫入抵抗を同時に記録します。パイプは直径48.6mm、肉厚2.4mmで亜鉛めっきを施した一般構造用炭素鋼です。
性能証明書
パンフレットダウンロード
RES-P工法のパンフレットはこちらからご覧ください。