■地盤調査02:ボーリング調査(標準貫入試験)
硬質な土地の地質調査が可能。最も標準的な調査方法です。
硬質な土地の地質調査が可能。最も標準的な調査方法です。
ボーリング調査(標準貫入試験)は、掘削機械を用いて掘った孔を利用して、地盤の硬さを測定する調査です。
通常は、土のサンプリングと同時に行なわれます。
標準貫入試験は63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、
ボーリングロッド先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を求めます。
30cmの貫入に要する総打撃回数が上限値(50回)に達した場合には、その時の貫入量を記録します。
スウェーデン式サウンディング試験では貫入不能な硬質層を掘り進めることができることと、 任意の深度の土質サンプルを採取可能であることが最大の特長です。
1.方法
63.5kg±0.5kgのハンマーを76±1cmの高さから落下させてロッドを打撃し、 ロッドが30cm貫入するのに要した打撃数をもとに地盤の硬さを求めます(N値)。
2.特徴
・ボーリング調査で土の種類や厚さを確認するとともに、サウンディング試験(標準貫入試験)で地盤中にロッドを貫入し、
1mごとに地盤の硬さ、締まり具合を評価できます。
・攪乱土、不攪乱土のサンプル採取が可能です。