■地盤調査05:三成分コーン試験
三成分コーン貫入試験で得られる先端抵抗・間隙水圧・周面摩擦力を基に、建物の支持力・沈下の 解析・地盤の液状化判定が正確かつ高精度に行える地盤調査・解析システムです。
1.方法
ロッドの先端に三成分コーンを取り付け、予め所定深度分のロッド全てに測定ケーブルを挿入しておきます。
センサー調整をした後、油圧ジャッキ内に三成分コーンを挿入し、地面に垂直に突き立てます。
深度計をロッドに取り付けます。
油圧を調整しながら、所定速度(2cm/秒)でコーンを貫入します。
油圧シリンダの伸縮、ロッドの継足しを行いながら速やかに貫入します。
2.特徴
・コーンの先端抵抗・間隙水圧・周面摩擦力を基に、支持力・沈下の解析、液状化の判定が行えます。
・調査機器が小型で、狭い場所でも調査可能です。
・土質試験不要で、すぐに判定結果を確認できます。
・1cmごとの連続したデータを測定可能です。